2017年5月19日金曜日

ASEAN IPA Annual Conference inマニラ!

 

初めまして。商標部門の弁理士のIです。
 
創英では、知財関連団体の国際会議に参加させてもらえる機会がありますが、先月、その一つであるASEAN知的財産協会(ASEAN IPA)の国際会議に参加して参りましたので、そのご紹介です。
 
知財関連団体の国際会議と言えば、INTA(国際商標協会)、AIPPI(国際知的財産保護協会)、APAA(アジア弁理士協会)などが良く知られていると思いますが、ASEANの知財関連団体であるASEAN IPAも、毎年、国際会議(年次大会)を開催しています。今年は、フィリピンのマニラで開催され、当該大会に初めて参加して参りました。

 
 
会議の様子


ASEAN IPAの年次大会は、近年AIPPIASEAN地域会合とセットで行われており、その両方に参加しましたが、いずれも参加者全員が会議に参加し、様々なテーマで発表されるスピーチを聞きつつ、着席したラウンドテーブルを中心に、参加者同士が交流を深めていく形が主流といえる会議でした。参加者は220人程度と程よくコンパクトであり(日本からの参加者は7,8人程度と思われます)、会議の他、ランチ、ディナー等にて、あたたかいホスピタリティを受け、ホスト国であるフィリピン代理人を中心に、多くのASEAN各国代理人と交流を深めることができ、大変有意義でした。特に、Eメール等にて仕事上やりとりのある代理人と直接顔を合わせられることは、普段の仕事を円滑に進めて行く上で本当に大きなメリットです。

 
 
ミャンマーチームによる歌・踊り(ディナー)
ちなみに、会議のタイムテーブルは、あってなきようなものであり、初日のAIPPIの会議は1時間遅れでスタート、スピーカーのスピーチ時間もきちんと管理されておらず、スケジュールはどんどん遅れていくといった状況でした...これもASEANならではの良い経験ですかね。


マニラの名所も少々(リサール公園)
(マニラ大聖堂)
 

来年は、カンボジア開催の予定とのこと、また参加の機会をもらえるよう、日常業務をしっかり頑張ろうと思います。


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2017年5月16日火曜日

良いパロディと悪いパロディ

皆様こんにちは、弁理士のM.T.です。
最近このブログは副所長の美食日記になっていてけしからん、というお叱りを受けたわけではありませんが、商標部門のブログらしく、商標についても少し語ってみたいと思います。

商標部門では毎月「審決研究会」を行っています。これは、特許庁が商標について出した決定の中で興味深いものを取り上げて紹介し、議論を行うものです。先月末は私が発表の担当でしたので、パロディ商標に関する審決を二つ取り上げました。

審決研究会の様子(東京-京都‐福岡の各オフィスをテレビ会議で中継しています)

 一件目は以下のようなものです。この事件では左の商標(本件商標)は「ミシュラン」「MICHELIN」などの商標とは紛らわしいとはいえず、不正の目的があったとはいえないから登録されるべきであると判断されました。

本件商標は「vichelin」「美酒覧」「びしゅらん」の文字を組みあせたロゴです。この商標を登録することに対して、グルメガイドブック「ミシュランガイド」やタイヤで有名なミシュラン社が異議を申し立てた事例です。

本件商標はお酒をレビューするアプリの名称として使用することを意図していたようであり、レストランをレビューしたガイドブックであるミシュランを大いに意識したネーミングといえます。しかし、特許庁は本件商標は登録されるべきと判断しました。


そして2件目です。この事件では左の商標(本件商標)は登録されるべきで「ない」と判断されました。

本件商標は「跳躍する馬の図形」と「Cavallino Lampanti」という文字を組み合わせたロゴです。この商標を被服やかばん類について登録することに対して、スポーツカーで有名なフェラーリ社が異議を申し立てた事例です。

フェラーリ社のエンブレム(上記右)は「跳ね馬図形」と呼ばれており、これはイタリア語で「Cavallino Rampante」(キャバリーノ・ランパンテ)というそうです。本件商標の文字部分はつづりが少し違いますが、非常に似ています。デザインは異なるものの、横向きの馬の図形と「Cavallino Lampanti」という文字を組み合わせたという点で、明らかにフェラーリを意識したものといえます。

特許庁はフェラーリ社が公式グッズとしてTシャツや財布等を販売し、そこで「キャバリーノ・ランパンテ」と表示していることを指摘したうえで、本件商標の登録には不正の目的があったとして、登録できないと判断しました。


上記の2件はいずれも「パロディ商標」といっていい事案ですが、結論は正反対となりました。これはなぜでしょう。争点は色々あるのですが、個人的には、両者の「悪質さ」の程度が決定的な差を生んだのではないかと思います。

「美酒覧」が「ミシュラン」に「あやかった」ことは事実でしょう。しかし、「美酒覧」を見た人が、あの「ミシュランガイド」と間違えることはまずありません。おそらく、「美酒覧」の権利者はユーモアをもった洒落として「美酒覧」というネーミングを考えたと思います。

一方、「馬図形+Cavallino Lampanti」からは特にユーモアは感じません。しかし、フェラーリを知らずに偶然このロゴができたということはまずありえません。それでは、どのような意図をもってこのロゴが作られたのでしょう。

ちなみに私はフェラーリの跳ね馬図形は見たことがありましたが、はっきりとは覚えていませんでした。もし私と同じくらいの知識の人が「馬図形+Cavallino Lampanti」が付された商品を見たら、フェラーリのグッズと勘違いするかもしれません。仮に「馬図形+Cavallino Lampanti」はこのような勘違いを狙って作られた商標であれば、ある種のニセモノを販売するための商標ということになりますので、悪質といえます。もちろんこれは憶測にすぎませんが、おそらく特許庁もこのような印象を受けたのではないでしょうか。

「馬図形+Cavallino Lampanti」をめぐる審決では、全体を通して、フェラーリ社に好意的な判断がされているという印象を受けます。これは、上記のような「悪質さ」の違いによって特許庁の担当者が影響を受けた(=「馬図形+Cavallino Lampanti」に悪い印象を持った)ためではないかと考えられます。


ところで、パロディ商標といえば「フランク三浦」と「フランクミューラー」の間に混同は生じないと知財高裁が判断した事件が記憶に新しいところです。商標の実務を知らない人にとっては、なぜこんな「パクリ」が許されるのか思われたかもしれません。しかし、上記2件の審決を見ればご理解いただけるように、商標法において重要なのは「パクったかどうか」ではなく「悪質なパクリかどうか」なのです。この観点からみると、「フランク三浦」事件は理解しやすいのではないでしょうか。

*実は、「フランク三浦」事件では「悪質なパクリか(公序良俗に反するか)」が争点になっておらず、裁判所はこの点を判断していません。しかし、「フランク三浦」が上記のような意味では悪質とは言えないという点は、裁判官の心象形成にある程度影響しているはずです。

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2017年4月21日金曜日

春山登山🎵


 先週の土曜日は、創英ワンダーフォーゲル部のツアーで、千葉県の鋸山に行ってきました。

 鋸山は、東京からアクアラインを使って手軽に行ける山でありながら、東京湾に面した切り立った岩山であるため、絶景を楽しむことができます。

 

 今回は、特許部門、商標部門、法務部門、特許事務、商標事務、情報システム室から部署の垣根を越えて山好きが集まり、楽しいツアーになりました。特に、3月に法務部門に入った弁護士のSくんは、日頃の業務では接しない人たちとの交流ができ、また創英スタッフ間の有機的結合が強まったのではないかと思います。

 

 楽しみは山登りだけではありません。創英ワンダーフォーゲル部は、たいてい、山登りプラスアルファの楽しみがあります。今回は、90分食べ放題の海鮮バーベキューでした。みんなでワイワイ話しながら、牡蠣、ハマグリ、ホタテ、アジ、フグなど、新鮮な海の幸を堪能しました。もちろんビールも。山登りで体重を減らそうと思って出かけたのに、家に帰ったら、体重が2㎏も増えていました(;_;)

 

 ところで、このような楽しいツアーを企画してくれるのは、ワンダーフォーゲル部の部長である商標事務のTさんです。Tさんの計画はいつも綿密で、みんなを楽しませてくれます。また、Tさんは時間管理に厳しく、「ワンダーフォーゲル部は集合時刻に遅れたら土下座してみんなに謝罪する。」というルールを作り、励行しています。このため、ワンダーフォーゲル部のメンバーには、集合時刻に遅れる人はほとんどいません。過去に3人だけ、集合時刻に遅れた人がいましたが、ルール通り、集合場所(駅前広場や登山口など)で、土下座をさせられていました。このように時間管理とルールに厳しいTさんがいるからこそ、創英の商標管理は確実に行われるのでしょう。Tさん、これからのよろしくお願いします。

 なお、過去に遅刻して土下座したことのある3人のうちの1人はこのTさんです。自ら作ったルールをきちんと励行していました^^;

(商標部門長T.K.

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2017年4月18日火曜日

先週のできごと

こんにちは、商標弁理士Nです。 すっかり桜も散ってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?

商標部門では、今月になって、弁理士1名、パラリーガル1名が入所いたしました。先週は、その歓迎会が行われ大いに盛り上がったのですが、、飲み会に夢中で写真を撮り忘れてしまいました。今は2人とも事務研修を行っており、研修を終えた後は、補助者として、晴れて実務に携わることとなります。今から待ち遠しいです。

また、これも先週末の話ですが、久々にK部門長と出張に行って参りました。部門長は、出張先はポケモンが良く捕まると喜んでおりました。いつのまにか新種のキャラクターが追加されていたようです。



その後、私は事務所に戻り、特許部門・事務の同世代のメンバーとの飲み会に参加しました!皆とは仕事のことを含めて色々な話ができ、こういう関係は本当に良いものですね。



最初は、お洒落なポルトガル料理を楽しんでいたのですが、2次会(居酒屋)、3次会(ガードレール下)、4次会(銀座)と流れていき、最後は何を話したか分からなくなってしまいました。笑

ともあれ、良い気分転換になり、GWに向けて、もうひと頑張りしようと思います!

*****お知らせ******
創英では、弁理士(特許・意匠・商標)を募集中です。
次回の事務所見学会は20176月頃の開催を予定しています。
また随時、個別見学のお申込みも承っております(東京・京都・福岡)。
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2017年4月9日日曜日

ゴルフに関する一考察🎵


とある理由により、2年前からゴルフを始めました。

昨日も、創英のメンバーと栃木のゴルフ場でゴルフをしてきました。季節柄、満開の桜の下での風情のあるゴルフとなりました。



ところで、ゴルフは商標の仕事と似ていると思っています。なぜか?

商標のお客様から相談があった時に、100%正しいという回答がある場合はむしろ少なく、利益とリスクとの観点からいろいろなシナリオがあり、その中から目的に合わせて最適のシナリオを選択しなければならなりません。例えば、Aというシナリオをとると、シナリオ通りに行った場合はお客様への利益が最大となるが、シナリオ通りに行かなかった場合のリスクは高くなる。また、Bというシナリオをとると、シナリオ通りにいった時のお客様の利益はそこそこであるが、シナリオ通りに行かなかったとしてもリスクは少なくなる。この様な状況で、お客様の状況に合わせて、適切なシナリオをお客様にアドバイスする必要があります。

ゴルフもまさにこのような判断が要求されます。ティーショットで打ったボールがあいにく林の中に入ってしまったとします。グリーンまでの距離は残り100ヤード。しかしながら、グリーン方向には何本もの木が立ちはだかっている。うまく木の間を抜ければツーオン、バーディのチャンスが待っている。一方で、グリーンとは異なる方向には、木もなく広々とした空間が広がっている。ここに打てば、次のショットは何の制約もなく打てるが、確実に一打増えてしまい、バーティのチャンスはほぼ無くなってしまう。この様な状況下で、どのような戦略をとるかは、まさに、現実のマーケットにおける商標戦略に似ています。

少々強引な関連付けかもしれませんが、ゴルフをやっていて困難な状況に直面すると、いつも、こんなことを考えます。私は、ゴルフでは、いつも、ハイリスクハイリターンのシナリオを選択し、その結果、残念ながらほぼ100%、リスクが現実化してしまいます。これを、商標の仕事にフィードバックし、仕事においては適切な判断をしたいと思っている今日この頃です。
(商標部門長T.K.)


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2017年4月7日金曜日

♪ お花見会 ♪

 「創英は宴会ばっかりやっているなあ~。いつ仕事をしているのだろう?」なんて言われそうですが。今週の火曜日に、八芳園で、事務所のお花見会が開催されました。
 お花見会のテーマは、昨年に引き続き、「事務スタッフへのおもてなし」です。弁理士、特許技術者、意匠・商標担当者が、日ごろからお世話になっている事務スタッフをおもてなししよう、という企画です。
 私もおもてなし側に回り、ワインセレクト&ワインサーブを担当しました。スパークリングワイン、白ワイン、赤ワイン合わせて20本、選りすぐりのワインをセレクトし、事務スタッフの皆さんにサーブさせてもらいました。白状してしまうと、「セレクトした」、といっても、実際は、知り合いの知り合いのソムリエにお願いし、選りすぐりのワインをセレクトしてもらい、あたかも自分がセレクトしたように振る舞いました。そのため、サーブ中は、それぞれのワインの説明が記載されたカンペを手放せませんでした。



 私はワイン担当でしたが、日本酒サービス部隊もいました。すべて創英の担当者です。板前風の装いで、所長がセレクトした日本酒をサーブしていました。

 カクテルをサーブするバーテンダーもいます。プロフェッショナルに見えるでしょ?彼らは、今でこそ創英の特許担当者ですが、昔はバーでカクテルシェーカーを振っていました。


 桜の木の下で、お茶もサーブされました。この人も創英の弁理士です。八芳園の庭には、きれいな桜が咲いており、夜桜をめでながら淹れたてのお茶を堪能できました。

 事務スタッフの人たちも、きっと喜んでくれたと思います。あっ、女性に囲まれている真ん中の男性は、創英米国オフィスの支配人です。この企画のために(?)日本に一時帰国しました。

 この素晴らしい企画、来年もまた開催されればいいなあ。

(商標部門長T.K

 

*****お知らせ******

創英では、弁理士(特許・意匠・商標)を募集中です。

次回の事務所見学会は20176月頃の開催を予定しています。

また随時、個別見学のお申込みも承っております(東京・京都・福岡)。

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https://www.soei.com/kobetsu_form/

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2017年4月5日水曜日

♪事務所イベント 屋形船お花見♪

弁理士M.K.です。

先週の土曜日、事務所の屋形船お花見イベントに参加しました!

創英では、休日もしばしばイベントが開催されます。こちらは自由参加で、所内ウェブでイベント情報がアップされるので、自分が参加したいものがあれば申込みます。
 
今回のイベントの参加者は、特許部、意匠部、商標部、システム部、事務管理部のメンバーです。
創英は、部門、世代を越えてとても仲がよいので、よく他の事務所や企業の方から驚かれます。
 
こちら乗船前の集合写真です。

 
楽しい雰囲気が伝わりますよね!
みんないろんな方向を向いていますが(^_^;)
 
当日は、小雨が降って非常に寒く、あいにくの天気でした。。。
 
しかし、、
船の中は、楽しい会話、おいしいお料理とお酒、津軽三味線の演奏で非常に盛り上がりました!
 
 
 
 
その後、みんなで浅草を散策し、老舗のお寿司屋さんで二次会です。
 
 
 
 
よく食べ、よく笑い、楽しい週末でした。

そして、週明け、商標部門に新人弁理士M君とパラリーガルYさんが入所しました!
来週には、産休中の商標弁理士Mさんが復帰し、ますますパワーアップします。
創英商標部は、まだまだ拡大予定です。^^ 
 
(弁理士M.K.
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